有名人
自分の中だけの有名人がいる。
服のコーディネートがちょっと普通じゃなくて、踊っているような歩き方をする高齢女性。
その方が、先日すれ違いざまに「今日は、雨降るかしら?」と聞いてきた。
トキメキに近い動揺を覚えたが、そんなことは隠して「予報だと10時頃から降るみたいです。」と答えたら「え?!10時?でも、雨も降らなきゃね。」と言って立ち去った。
夢のような出来事だった。
そして今日、別の個人的な有名人と対話してしまった。
レジの前に並んでいた中年男性で、身なりはさして目立ってはいないけれど、少し外国人的な顔立ちが印象に残るタイプ。
何かカゴに入れ忘れていた物があったようで、「お先にどうぞ。」と順番を譲ってくれた。「ありがとうございます。」と答えたが、内心は小さな喜びを感じていた。
このお二方は、ひょっとしてわたしのことをやはり時々合う知り合いのような存在として意識にあったのだろうか?
日常とは、なんて面白い世界なんだろう。
こだわりを捨てて
仕事、用事など、他の人にゆだねられることを考えてみる。
少しの勇気で実現できそうだ。
そうすれば、長年こだわっていたことが、軽やかに飛び立っていく。
そして、自分の中に生まれた空き地に、いつの日か種を蒔きたくなるかもしれない。
でも、焦らず、無理をせず。
新しくなった自分
サンカルパやヨガ、フェルデンクライスメソッドを続けて、変わるべきところに気づき、実行できた。
簡単に言えば、お人好しなところがあった。
気を遣いすぎ、繋がりを持とうとし過ぎていた。
以前記した「挨拶を返してこない人」は、こちらがやや構えていてもその人の方から笑顔で挨拶してくれるようになった。
わたしが自然体になってきたからだろう。
もっと簡潔に多くを望まず生活していけばよいのだと思う。
過去の自分を振り返る
過去と言っても、ほんの6ヶ月くらい前の自分。
でも、とても違う自分として客観視できる。
一言で表現すると「お人好し」。
なぜそうだったかというと、嫌われたくない、八方美人でいたいという深層心理があったからだ。
だから今は、嫌われることを恐れない。
人はたくさんいる。
自分と波長の合う人が必ずいるし、今いなくても無理せず自然体で生きていれば近い将来に出会うことが出来る。
そう思って日々を送っている。
サンカルパの変化
少し前までは心を強くすることが何よりの目標だったが、今のサンカルパは「自然体で生きる」と唱えている。
強い心へと変化をしたことを自覚していてそれが自然な状態なので、これからはその状態を維持してい行こうと思っているのではと自己分析する。
変えようと思えば変えられるという自信がついた。